2018年01月06日
富岡八幡宮2018(波除、神奈川県横浜市金沢区富岡東4-5-41)
初詣。行き先は決まってるけど、時期は1月中旬までタメるのが例年のコト。
でも今年は三が日のうちに行ってみようと思い立ったんだ。

ただ初詣では混雑は避けたいんだよね。人出が多いと災いを拾いやすいっていうのかな。過去、初詣で当て逃げされた経験がどうにも払拭できんのよね。
だから人出のないような時間帯、深夜のお詣りもいいなと思ったワケ。この日は大潮まわり、いい月夜だったしね。
それで深夜に出掛けた・・・ワケではないんだな。とりあえず夜明け前くらいを目指すコトにしたのよね。やっぱり深夜の神社でしょ。ひとりウロついてたら怪しいじゃない。

そんな前置きがあって詣でた先は「富岡八幡宮」。
「富岡八幡宮」と言っても、横浜市金沢区にある「浜の恵比須さん」、「波除八幡宮」のほう。最近物騒なコトになった都内江東区の「富岡八幡宮」とは別ね。
しっかし暗い時間帯のお詣りは思いの外よかったよ。提灯が灯っててさ。その薄灯りに照らされた風景がまたいいんだ。しっとり落ち着いててね。
鳥居~参道(かな)

もちろん境内には誰も居ない。まさに境内独り占め。
境内~狛犬~手水舎

毎回縁起物と画像に納める恵比寿さんも、いつもより力強い気がするから不思議よね。
恵比寿さん像

お社前まで来ても、やっぱり誰ぁれも居ない。しぃんと静まり返ってて、辺りに響くのは自分の大鈴の音、自分の105円(お賽銭)の落ちる音、そして自分の柏手。それだけ。
普段どおりにお詣りに来てたらこんな経験できなかったんだよね。
本宮

しかし我ながらいいアイディアだったなァ。ほんの思い付きだったけど。
なんて自己満足に首まで浸りながら仰ぎ見た月夜はかなり白んできてた。闇から蒼、蒼から白へとね。刻々と色彩の移りゆく様は魔詰めの釣りで見慣れてるはずなのに、何度見てもキレイなんだよねぇ。
この後、白から紅、紅からまた白へと変わって夜が明けるんだよね。
本宮と大イチョウ

さて。この後、どうしよう。
例年なら御守り札をいただくんだけれど、時間がじかんだから社務所は開いてないのよね。
去年の御守り札、御守りをお納めする先は準備されてるみたいだからいいとして、本年の御守り札を賜るコトができないのはちょっと困る。
とは言え、できることは何もないし戻るしかなかったけどさ。

ちなみに今は0630。社務所が開いてるのは0900-1700。それまで時間をもたせんとイケない。
というコトで、三浦半島をひと回りしてみることにしたよ。どうせお正月から釣りをしている愛すべきおバカがいるハズ。ソレを冷やかせばいい。
漁港を2、3、回ってみるとやっぱり居たんだよねェ。お正月から釣りをしているおバカどもがね(自分もかつてそうで今でもたまにそうだけど)。
その中で唯一、お魚を持ってたのが投げサビキ(カゴ)の御仁。そのお話ではね、「魔詰めにマイワシが2尾掛かってソレっきり。アジを期待して来たのに。」だってさ。
投げ浮き、見えるかな

そして社務所も開くだろう時間に、いやさ、もう開いてないワケないだろうって時間に「富岡八幡宮」に戻ったんだ。
鳥居の昼/夜比較

さすがに魔詰めのソノ時と違って人出が多いねェ。アノ時は鈴宮の独り占めだったのになァ。
本宮前の昼/夜比較

そして例年のとおり、海上安全の御守り札、交通安全の御守り、あと一年安鯛みくじを賜って帰路に就いた。
一年安鯛鯛みくじ300円、海上安全の御守り札1200円(だったかな)

あァ、あとね、早速のご利益がね、あったんだよ。三浦半島をウロウロ、時間調整までして御守り札をいただきに戻ったおかげかな。
みくじは小吉だったケドね。
たしかにねェ、次の目的地への移動中、ナビが移動規制がどうのと言ってたんだよ。
でもきっと逃げ切れると思って真向そのエリアに突入したんだよね。まァ規制に出くわしても長くても15分くらいだろうから。TVで実況見ながら待てばいいかなって皮算用でね。
そしたらまんまと規制に引っ掛かった。
要するにそう思ったら、そうなっちゃったてコトなんだ。
これだけならとツイてないってコトになるんだけどさ、箱根駅伝復路のランナー隊列とウチのまんじゅう屋丸の進路が交差したのさ。絶妙なタイミングでね。
おかげで先頭から最後尾まで見ることができたんだよ。50メートルやそこらの遠目にだけどね。

しかし白バイってランナー先導の数台だけじゃないんだねェ。最後尾のランナーが通過するまでに合計20台くらい通ったんじゃないかな。
神奈川県警もお疲れ様だよねェ。
富岡八幡宮の公式サイト→http://www.tomioka80000goo.org/
神奈川県警の公式サイト→https://www.police.pref.kanagawa.jp/
でも今年は三が日のうちに行ってみようと思い立ったんだ。
ただ初詣では混雑は避けたいんだよね。人出が多いと災いを拾いやすいっていうのかな。過去、初詣で当て逃げされた経験がどうにも払拭できんのよね。
だから人出のないような時間帯、深夜のお詣りもいいなと思ったワケ。この日は大潮まわり、いい月夜だったしね。
それで深夜に出掛けた・・・ワケではないんだな。とりあえず夜明け前くらいを目指すコトにしたのよね。やっぱり深夜の神社でしょ。ひとりウロついてたら怪しいじゃない。
そんな前置きがあって詣でた先は「富岡八幡宮」。
「富岡八幡宮」と言っても、横浜市金沢区にある「浜の恵比須さん」、「波除八幡宮」のほう。最近物騒なコトになった都内江東区の「富岡八幡宮」とは別ね。
しっかし暗い時間帯のお詣りは思いの外よかったよ。提灯が灯っててさ。その薄灯りに照らされた風景がまたいいんだ。しっとり落ち着いててね。
鳥居~参道(かな)
もちろん境内には誰も居ない。まさに境内独り占め。
境内~狛犬~手水舎
毎回縁起物と画像に納める恵比寿さんも、いつもより力強い気がするから不思議よね。
恵比寿さん像
お社前まで来ても、やっぱり誰ぁれも居ない。しぃんと静まり返ってて、辺りに響くのは自分の大鈴の音、自分の105円(お賽銭)の落ちる音、そして自分の柏手。それだけ。
普段どおりにお詣りに来てたらこんな経験できなかったんだよね。
本宮
しかし我ながらいいアイディアだったなァ。ほんの思い付きだったけど。
なんて自己満足に首まで浸りながら仰ぎ見た月夜はかなり白んできてた。闇から蒼、蒼から白へとね。刻々と色彩の移りゆく様は魔詰めの釣りで見慣れてるはずなのに、何度見てもキレイなんだよねぇ。
この後、白から紅、紅からまた白へと変わって夜が明けるんだよね。
本宮と大イチョウ
さて。この後、どうしよう。
例年なら御守り札をいただくんだけれど、時間がじかんだから社務所は開いてないのよね。
去年の御守り札、御守りをお納めする先は準備されてるみたいだからいいとして、本年の御守り札を賜るコトができないのはちょっと困る。
とは言え、できることは何もないし戻るしかなかったけどさ。
ちなみに今は0630。社務所が開いてるのは0900-1700。それまで時間をもたせんとイケない。
というコトで、三浦半島をひと回りしてみることにしたよ。どうせお正月から釣りをしている愛すべきおバカがいるハズ。ソレを冷やかせばいい。
漁港を2、3、回ってみるとやっぱり居たんだよねェ。お正月から釣りをしているおバカどもがね(自分もかつてそうで今でもたまにそうだけど)。
その中で唯一、お魚を持ってたのが投げサビキ(カゴ)の御仁。そのお話ではね、「魔詰めにマイワシが2尾掛かってソレっきり。アジを期待して来たのに。」だってさ。
投げ浮き、見えるかな
そして社務所も開くだろう時間に、いやさ、もう開いてないワケないだろうって時間に「富岡八幡宮」に戻ったんだ。
鳥居の昼/夜比較
さすがに魔詰めのソノ時と違って人出が多いねェ。アノ時は鈴宮の独り占めだったのになァ。
本宮前の昼/夜比較
そして例年のとおり、海上安全の御守り札、交通安全の御守り、あと一年安鯛みくじを賜って帰路に就いた。
一年安鯛鯛みくじ300円、海上安全の御守り札1200円(だったかな)
あァ、あとね、早速のご利益がね、あったんだよ。三浦半島をウロウロ、時間調整までして御守り札をいただきに戻ったおかげかな。
みくじは小吉だったケドね。
たしかにねェ、次の目的地への移動中、ナビが移動規制がどうのと言ってたんだよ。
でもきっと逃げ切れると思って真向そのエリアに突入したんだよね。まァ規制に出くわしても長くても15分くらいだろうから。TVで実況見ながら待てばいいかなって皮算用でね。
そしたらまんまと規制に引っ掛かった。
要するにそう思ったら、そうなっちゃったてコトなんだ。
これだけならとツイてないってコトになるんだけどさ、箱根駅伝復路のランナー隊列とウチのまんじゅう屋丸の進路が交差したのさ。絶妙なタイミングでね。
おかげで先頭から最後尾まで見ることができたんだよ。50メートルやそこらの遠目にだけどね。
しかし白バイってランナー先導の数台だけじゃないんだねェ。最後尾のランナーが通過するまでに合計20台くらい通ったんじゃないかな。
神奈川県警もお疲れ様だよねェ。
富岡八幡宮の公式サイト→http://www.tomioka80000goo.org/
神奈川県警の公式サイト→https://www.police.pref.kanagawa.jp/
2017年07月19日
一福堂(お土産、神奈川県足柄下郡湯河原町土肥1-3-7)
さらにギリ賞味期限の5月ネタが続くよ。
神奈川は湯河原の名物に坦坦焼きそばってのがあるんだよね。それでその著名店に行ってみたんだ。そしたらめぐり合わせの悪いことに臨時休業。で、次に入ったお店では品切れ。
もうなんて日なんだ。一体どうしたってんだろう。すっかり肩透かしを喰っちゃったよ。

それでも未練がましく駅前の通りをふらふら。坦坦探しにそぞろ歩いたものの、ピンとくるお店に出くわすことはなかった。
街中で見かけるのぼり、ポスターによれば、ナニかイベントも企画されているらしいが、残念ながら開催は明日。
今日ならよかったのになと更にほっつき歩くと、ナニやら駅前に甲冑武者の像があった。湯河原に本拠を置いた土肥実平(どい さねひら)という武将なのだそう。
ぶらん市(ち)PR中(右、中)、土肥実平 像(左)

その像に吸い寄せられて、ふと目線を振った道路の向こう側。否が応でも視野に入ってきたのが一福堂さんってワケさ。

一福堂さんは、こう言ってはナンだが、観光地によくあるお土産屋さん。
でもスタッフの大お姉さまの名調子とか、気前のいい大きめな試食品とか、ちょっと印象に残るお土産屋さんだったんだ。
ちなみに湯河原名物のお菓子に「きび餅」というのがあって、これも気前のいい試食品があったんよ。
ひとついただいてみたらコレが意外とおいしい。近いところではわらび餅かな。パッケージも鮮やかな量産タイプだったけどね。
(きび粉を蒸した餅にきな粉をまぶしたものだそうな)
きび餅360円(だったと思うけど)

あ、温泉地お約束の温泉まんじゅうも売ってたな。取り回し便利な少量パックでね。
コレも試食が大きかった。いわゆる黒糖まんじゅうだったんで、味見だけで見送っちゃったけど。
温泉まんじゅう500円

あとね、お気に入りのフリカケも売ってたんだ。おぼろ昆布とサキイカ味のソフトなスルメの短冊、アミ、ゴマがブレンドされたウェットタイプ。商品名は「いか昆布」。
お土産屋さんならどこでも扱ってるモノなのに探すと見つからない。そろそろひとつ欲しいなって思ってたトコだったんでラッキーだった。
いか昆布 500円くらい

「いか昆布」の使い方はフリカケとしてご飯に乗せてもいいし、そのままツマミにしてもいい。自分としては豆腐に乗せて、軽く塩と胡麻油を振るのがおススメかな。たとえリーズナブルな豆腐でも気の利いた冷奴になる優れものだよ。
神奈川は湯河原の名物に坦坦焼きそばってのがあるんだよね。それでその著名店に行ってみたんだ。そしたらめぐり合わせの悪いことに臨時休業。で、次に入ったお店では品切れ。
もうなんて日なんだ。一体どうしたってんだろう。すっかり肩透かしを喰っちゃったよ。
それでも未練がましく駅前の通りをふらふら。坦坦探しにそぞろ歩いたものの、ピンとくるお店に出くわすことはなかった。
街中で見かけるのぼり、ポスターによれば、ナニかイベントも企画されているらしいが、残念ながら開催は明日。
今日ならよかったのになと更にほっつき歩くと、ナニやら駅前に甲冑武者の像があった。湯河原に本拠を置いた土肥実平(どい さねひら)という武将なのだそう。
ぶらん市(ち)PR中(右、中)、土肥実平 像(左)
その像に吸い寄せられて、ふと目線を振った道路の向こう側。否が応でも視野に入ってきたのが一福堂さんってワケさ。
一福堂さんは、こう言ってはナンだが、観光地によくあるお土産屋さん。
でもスタッフの大お姉さまの名調子とか、気前のいい大きめな試食品とか、ちょっと印象に残るお土産屋さんだったんだ。
ちなみに湯河原名物のお菓子に「きび餅」というのがあって、これも気前のいい試食品があったんよ。
ひとついただいてみたらコレが意外とおいしい。近いところではわらび餅かな。パッケージも鮮やかな量産タイプだったけどね。
(きび粉を蒸した餅にきな粉をまぶしたものだそうな)
きび餅360円(だったと思うけど)
あ、温泉地お約束の温泉まんじゅうも売ってたな。取り回し便利な少量パックでね。
コレも試食が大きかった。いわゆる黒糖まんじゅうだったんで、味見だけで見送っちゃったけど。
温泉まんじゅう500円
あとね、お気に入りのフリカケも売ってたんだ。おぼろ昆布とサキイカ味のソフトなスルメの短冊、アミ、ゴマがブレンドされたウェットタイプ。商品名は「いか昆布」。
お土産屋さんならどこでも扱ってるモノなのに探すと見つからない。そろそろひとつ欲しいなって思ってたトコだったんでラッキーだった。
いか昆布 500円くらい
「いか昆布」の使い方はフリカケとしてご飯に乗せてもいいし、そのままツマミにしてもいい。自分としては豆腐に乗せて、軽く塩と胡麻油を振るのがおススメかな。たとえリーズナブルな豆腐でも気の利いた冷奴になる優れものだよ。
2017年07月12日
山室園(柑橘、神奈川県小田原市江之浦418)
ああもうネタ消化がおっつかない。コレも5月末のネタだよ。
鈴宮は年中行事で柑橘類を買いに行くんだよね。真鶴か西伊豆にね。目当てはニューサマーオレンジとゴールデンオレンジさね。

いつもはR135の旧道にある別な直売所で買うんだけど、今年は道路工事で車を入れづらかったのね。それで同じく旧道にある山室園さんに寄ってみたんだ。駐車場が広めで入り易かったんでね。

さてニューサマーオレンジ、大きさは野球の硬球くらい。日向夏ってもいうよ。
甘さはサラッと系ね。サラッと、の表現が難しいけど、夏ミカン系とは違う。グレープフルーツ方面だけどはるかに甘い。
酸味はもともと穏やかで、むしろ収穫直後のほうがパンチがあるんじゃないかと思うな。柑橘類は収穫後に貯蔵して酸味を抜くから、シーズン後半ほど甘味に傾いた平坦な味になってくからね。
ニューサマーオレンジ3kgくらい1,000円

ちなみにニューサマーオレンジは柑橘としてはちょっと変わった品種なのよね。ワタに苦みがないから外側の黄色い皮をリンゴのように剥いて、ワタ、袋ごと食べるんだ。
もっとも鈴宮の場合、どんな柑橘でもナイフでリンゴのようにむく(温州以外は)。そうでない時も削るように外皮を削いで、やっぱり袋ごと食べる。だからニューサマーオレンジの食べ方が特別には映らないんだケドね。
こんな感じにむく(コレは実生柑の画像なんでワタも全部むいちゃう)

あとね、これは絶対書いておかんとイカんのだが、鈴宮スケールの最もおススメな神奈川柑橘がゴールデンオレンジね。味香り共にの柑橘最高峰だよ。黄金柑ともいうみたい。
(神奈川柑橘と言っておきながら、出会いは静岡三島の柿田川公園にある売店だったなァ)
ただね、ゴールデンオレンジはちょっと大きさに問題があるんだ。最大でも卓球ボールをヒトまわり大きくした程度にしかならなのね。
それなのに生産が続いてるのは、やはり味と香りがいいからだろうね。タネが異様に多いのも難点だけど、それらを補って余りある香味。酸味甘味が濃い上にバランスが抜群なんだ。柚子系の芳香も実に香しいしね。
兎に角、見掛けたら絶対に買いだよ。
ゴールデンオレンジ3kgくらい1,000円

ほかに湘南ゴールドってのもあった。コレは神奈川地柑橘なのかな。見た目、日向夏だけど、検索したら温州と黄金柑の交配品種なんだってさ。
湘南ゴールド3kgくらい1,000円

ちなみに真鶴近辺の柑橘類は、かなりの急斜面で生産されてるんだよね。あまりに急なんで搬送用モノレールなんかも使われてたように思う。
そんな急峻な地のおかげで直売所からの眺望も抜群だったねェ。R135の旧道は本家R135より高い位置を通ってるからね。
段々柑橘畑とその向こうに相模湾

山室園さんのブログ(の跡地?)→http://ameblo.jp/yamamuroen/
鈴宮は年中行事で柑橘類を買いに行くんだよね。真鶴か西伊豆にね。目当てはニューサマーオレンジとゴールデンオレンジさね。
いつもはR135の旧道にある別な直売所で買うんだけど、今年は道路工事で車を入れづらかったのね。それで同じく旧道にある山室園さんに寄ってみたんだ。駐車場が広めで入り易かったんでね。
さてニューサマーオレンジ、大きさは野球の硬球くらい。日向夏ってもいうよ。
甘さはサラッと系ね。サラッと、の表現が難しいけど、夏ミカン系とは違う。グレープフルーツ方面だけどはるかに甘い。
酸味はもともと穏やかで、むしろ収穫直後のほうがパンチがあるんじゃないかと思うな。柑橘類は収穫後に貯蔵して酸味を抜くから、シーズン後半ほど甘味に傾いた平坦な味になってくからね。
ニューサマーオレンジ3kgくらい1,000円
ちなみにニューサマーオレンジは柑橘としてはちょっと変わった品種なのよね。ワタに苦みがないから外側の黄色い皮をリンゴのように剥いて、ワタ、袋ごと食べるんだ。
もっとも鈴宮の場合、どんな柑橘でもナイフでリンゴのようにむく(温州以外は)。そうでない時も削るように外皮を削いで、やっぱり袋ごと食べる。だからニューサマーオレンジの食べ方が特別には映らないんだケドね。
こんな感じにむく(コレは実生柑の画像なんでワタも全部むいちゃう)
あとね、これは絶対書いておかんとイカんのだが、鈴宮スケールの最もおススメな神奈川柑橘がゴールデンオレンジね。味香り共にの柑橘最高峰だよ。黄金柑ともいうみたい。
(神奈川柑橘と言っておきながら、出会いは静岡三島の柿田川公園にある売店だったなァ)
ただね、ゴールデンオレンジはちょっと大きさに問題があるんだ。最大でも卓球ボールをヒトまわり大きくした程度にしかならなのね。
それなのに生産が続いてるのは、やはり味と香りがいいからだろうね。タネが異様に多いのも難点だけど、それらを補って余りある香味。酸味甘味が濃い上にバランスが抜群なんだ。柚子系の芳香も実に香しいしね。
兎に角、見掛けたら絶対に買いだよ。
ゴールデンオレンジ3kgくらい1,000円
ほかに湘南ゴールドってのもあった。コレは神奈川地柑橘なのかな。見た目、日向夏だけど、検索したら温州と黄金柑の交配品種なんだってさ。
湘南ゴールド3kgくらい1,000円
ちなみに真鶴近辺の柑橘類は、かなりの急斜面で生産されてるんだよね。あまりに急なんで搬送用モノレールなんかも使われてたように思う。
そんな急峻な地のおかげで直売所からの眺望も抜群だったねェ。R135の旧道は本家R135より高い位置を通ってるからね。
段々柑橘畑とその向こうに相模湾
山室園さんのブログ(の跡地?)→http://ameblo.jp/yamamuroen/
2017年02月28日
すかなごっそ・さかな館(農産物海産物、神奈川県横須賀市長井1-15-15)
ふと思い出したのね。どこぞの産直所のTVネタをね。
月イチのイベントとやらで開店前から長蛇の列ができてんだよね。目的は入店用の整理券をもらうため。それで開店と同時になだれ込んで、選別も無しに視野に入った商品野菜を手当たり次第につかみ取るんだわ。
んー、あそこでもそんなコトがあったりするンだろうか。確かめねばなーと行った先が「すかなごっそ」さん。

モノのついでなので、界隈に前日入りしたままステイ。車でおやすみなさい。
翌朝、日が昇ったのでゆるゆる起きる。起きたら牛丼屋さんを探して朝定食。たまごかけごはんね。おなかがクチくなったら、さらに二度寝だよ。
そんなんで現着は0920くらい。
でも駐車場は70%くらいが埋まってた。開店前だというのにね。やっぱりココもソウなんだったんだなァ。
並んでいるのは30人弱かな。やっぱり並ぶンだねェ。さすがに整理券はないみたいだけどさ。
でも鈴宮は並ばないんだよ。もともとちょろっと眺めるためだけに来たんだしね。
車に戻ってTVを見ながら時間をつぶして腰を上げたのは0940。開店後10分くらい。それも野菜の本館には行かず、まずは隣接するさかな館から冷やかす。まぁいつものことか。

冬のややシケ日とあって店頭に並んでいたのは比較的メジャーな魚種だけ。
マアジにヤリイカ。ダルマイカってもあった。ダルマイカは、たしかハシリのケンサキイカだったかな。
まぁまぁレアなところではエボダイも。干物がうまいんンだよね、エボダイ。
あとはタッチーとかコノシーとか。意外とコノシーはフライがウマいんだよね。そういやツミレ、サンガもウマイかったな、コノシー。館山道の竹岡SA(道の駅直結)の売店で喰えるんだケドね。

閑話休題。
もうそろそろ人もハケたかなと、それから本館へ行ってみる。
でも本館の店内はまだまだ人だらけ。しばらくはきっとこのままだろうなァ。詰まっているのはレジだもの。一気に入店したお客さんが一気に買って一気にレジに向かって渋滞しているンだから。
そんなのを見ちゃうと買い物をするのがもう面倒くさい。
一足飛びに出口へ直行だ。

で、出口チョイ前で目に留まったのがCAFE DE CREW さんの調理パン。
通常、店内で販売しているのを、この日は売場を変えて(増やして?)販売していたらしい。
CAFE DE CREWさんの調理パン

ちょうどいいや、お昼用に買っていこ。何にしようか、色々あって目移りしちゃうよ。見た目のウマそう感から、まずは海老アボガドかね。コレを1本だ。
もう1本は・・・手っ取り早く聞いちゃおうか。「よく売れているのはなァに?」には「きのこサラダ」のお答え。
やっぱり売れ筋は気になるぞ。コレも1本と。
海老アボガド 340円、きのこサラダ 260円

買うもの買ったし、もういいやね。焼き芋も欲しいけど並びたくはないよ。さっさと撤収々々。
もはや意識はどこでパンを喰うかなんだから。
やっぱり気分がいいのは海辺かしらん。と思ったけど、移動途中、咲きかけ桜を見かけたのよね。早咲きのはもう咲いてるんだね。
足掛かりを見つけたので、そうそうにパンを喰らうよ。
海老アボガドは塩コショウ味。エビの歯応えがアクセントの想像どおりの味ね。水分少なめのパンが軽くていい。具を引き立たせるためだろうかね、パン自体の味も控えめな気がするよ。
海老(左)、きのこ(右)

一方、きのこサラダは思ってたのとは少々違ってたかなァ。
使っているのが醤油漬けのブナシメジらしいのね。てっきり軽くソテーしたモノかなと思ってたんで、アレ?だったンよ。ブナシメジというかキノコの香りがなかったんだもの。
醤油漬けって言っても遥かにグレードが高いんだけど、一瞬山菜ソバに乗ってるアレの味が横切っちゃったんで、最後までソレを振り払うことができなかったのよね。
もちろんおいしかったンだけどさァ。
すかなごっそさんのサイト→http://www.jakanagawa.gr.jp/kn5128/sucanagosso/
すかなごっそ 店長さんのブログ→http://yaplog.jp/sukanagosso/
月イチのイベントとやらで開店前から長蛇の列ができてんだよね。目的は入店用の整理券をもらうため。それで開店と同時になだれ込んで、選別も無しに視野に入った商品野菜を手当たり次第につかみ取るんだわ。
んー、あそこでもそんなコトがあったりするンだろうか。確かめねばなーと行った先が「すかなごっそ」さん。
モノのついでなので、界隈に前日入りしたままステイ。車でおやすみなさい。
翌朝、日が昇ったのでゆるゆる起きる。起きたら牛丼屋さんを探して朝定食。たまごかけごはんね。おなかがクチくなったら、さらに二度寝だよ。
そんなんで現着は0920くらい。
でも駐車場は70%くらいが埋まってた。開店前だというのにね。やっぱりココもソウなんだったんだなァ。
並んでいるのは30人弱かな。やっぱり並ぶンだねェ。さすがに整理券はないみたいだけどさ。
でも鈴宮は並ばないんだよ。もともとちょろっと眺めるためだけに来たんだしね。
車に戻ってTVを見ながら時間をつぶして腰を上げたのは0940。開店後10分くらい。それも野菜の本館には行かず、まずは隣接するさかな館から冷やかす。まぁいつものことか。
冬のややシケ日とあって店頭に並んでいたのは比較的メジャーな魚種だけ。
マアジにヤリイカ。ダルマイカってもあった。ダルマイカは、たしかハシリのケンサキイカだったかな。
まぁまぁレアなところではエボダイも。干物がうまいんンだよね、エボダイ。
あとはタッチーとかコノシーとか。意外とコノシーはフライがウマいんだよね。そういやツミレ、サンガもウマイかったな、コノシー。館山道の竹岡SA(道の駅直結)の売店で喰えるんだケドね。
閑話休題。
もうそろそろ人もハケたかなと、それから本館へ行ってみる。
でも本館の店内はまだまだ人だらけ。しばらくはきっとこのままだろうなァ。詰まっているのはレジだもの。一気に入店したお客さんが一気に買って一気にレジに向かって渋滞しているンだから。
そんなのを見ちゃうと買い物をするのがもう面倒くさい。
一足飛びに出口へ直行だ。
で、出口チョイ前で目に留まったのがCAFE DE CREW さんの調理パン。
通常、店内で販売しているのを、この日は売場を変えて(増やして?)販売していたらしい。
CAFE DE CREWさんの調理パン
ちょうどいいや、お昼用に買っていこ。何にしようか、色々あって目移りしちゃうよ。見た目のウマそう感から、まずは海老アボガドかね。コレを1本だ。
もう1本は・・・手っ取り早く聞いちゃおうか。「よく売れているのはなァに?」には「きのこサラダ」のお答え。
やっぱり売れ筋は気になるぞ。コレも1本と。
海老アボガド 340円、きのこサラダ 260円
買うもの買ったし、もういいやね。焼き芋も欲しいけど並びたくはないよ。さっさと撤収々々。
もはや意識はどこでパンを喰うかなんだから。
やっぱり気分がいいのは海辺かしらん。と思ったけど、移動途中、咲きかけ桜を見かけたのよね。早咲きのはもう咲いてるんだね。
足掛かりを見つけたので、そうそうにパンを喰らうよ。
海老アボガドは塩コショウ味。エビの歯応えがアクセントの想像どおりの味ね。水分少なめのパンが軽くていい。具を引き立たせるためだろうかね、パン自体の味も控えめな気がするよ。
海老(左)、きのこ(右)
一方、きのこサラダは思ってたのとは少々違ってたかなァ。
使っているのが醤油漬けのブナシメジらしいのね。てっきり軽くソテーしたモノかなと思ってたんで、アレ?だったンよ。ブナシメジというかキノコの香りがなかったんだもの。
醤油漬けって言っても遥かにグレードが高いんだけど、一瞬山菜ソバに乗ってるアレの味が横切っちゃったんで、最後までソレを振り払うことができなかったのよね。
もちろんおいしかったンだけどさァ。
すかなごっそさんのサイト→http://www.jakanagawa.gr.jp/kn5128/sucanagosso/
すかなごっそ 店長さんのブログ→http://yaplog.jp/sukanagosso/
2017年01月17日
富岡八幡宮2017(波除、神奈川県横浜市金沢区富岡東4-5-41)
今年も遅い初詣。お詣り先はゆるぎなく、富岡八幡宮。

初詣でなくてもたまーに来たりするので、毎度することも同じ。
狛犬さんを見つつ鳥居をくぐる。ここの狛犬はしなやかというか、どこか柔らかい。

続いて特にキツイでもない階段を登れば境内。
手水舎で手を清め、左手に恵比須さんを詣でるのもいつものとおり。なかなかバランスの取れた恵比須さんだよね。

で、本宮目前でお詣り待ちの列に並ぶ。列と言っても2、3組しかいないけどね。いつもはもっとヒト気もまばら。自分ひとりのことだって多い。
105円のお賽銭をお納めして、ひと際大きく柏手を打ったなら、一族安泰と釣りに行ってハマらないことをお願いする。

それから右手の社務所(?)で海上安全と交通安全の護符を授けて頂く。「海上安全だけど・・・」と念押しされるのも毎年のこと。いいの、いいの、海上安全で。
もちろんおみくじも引くよ。ここ数年は「鯛みくじ」がお気に入りなんだ。張り子の鯛が何やらめでたいんだ。
ところがいつもの場所にその鯛みくじがない。護符をいただたところに戻って聞いてみたら、「あっちあっち」。指さす方向に目を向けるとあったよ、あった。それも赤い鯛に黒い鯛が混じってる。
去年は赤鯛だったから、黒鯛のほうをチョイス。赤や白は招福、招客、黒は厄除けというから(招き猫ではね)、これもそうなのかな。

なんて思いつつ、黒鯛からおみくじを取り出してると何かクサイ。どうも自分の指が高貴な香りを放ってるらしい。いやいや黒鯛自体がクサイのだ。
たぶんこの「黒」の塗りがクサイ。もしかして溜め置き注ぎ足しした墨汁ではなかろうか。墨汁って腐るのよね。イメージしたくはないが、たぶん菌大繁殖だな。

ちなみに黒鯛に挟まっていたおみくじは大吉。でもなァ、大吉は好かんのだわ。これから運気が落ちる一方な気がしてなァ。小吉、末吉の方がいいよ。
てなわけで初詣は無事終了。

それから帰り道、そう言えば八景島が近かったなァと見に行ってみた。すぐ帰るのも物足りない気がしてね。
そしたらちょうどシーパラダイスの建物のトコロに夕日が掛かってるじゃァないの。
まぁいい塩梅。
だって三角屋根に沈む夕日、ある意味ダイヤモンド富士でしょ。縁起がいいじゃないさ、これ。

富岡八幡宮のサイト→http://www.tomioka80000goo.org/index2.htm
初詣でなくてもたまーに来たりするので、毎度することも同じ。
狛犬さんを見つつ鳥居をくぐる。ここの狛犬はしなやかというか、どこか柔らかい。
続いて特にキツイでもない階段を登れば境内。
手水舎で手を清め、左手に恵比須さんを詣でるのもいつものとおり。なかなかバランスの取れた恵比須さんだよね。
で、本宮目前でお詣り待ちの列に並ぶ。列と言っても2、3組しかいないけどね。いつもはもっとヒト気もまばら。自分ひとりのことだって多い。
105円のお賽銭をお納めして、ひと際大きく柏手を打ったなら、一族安泰と釣りに行ってハマらないことをお願いする。
それから右手の社務所(?)で海上安全と交通安全の護符を授けて頂く。「海上安全だけど・・・」と念押しされるのも毎年のこと。いいの、いいの、海上安全で。
もちろんおみくじも引くよ。ここ数年は「鯛みくじ」がお気に入りなんだ。張り子の鯛が何やらめでたいんだ。
ところがいつもの場所にその鯛みくじがない。護符をいただたところに戻って聞いてみたら、「あっちあっち」。指さす方向に目を向けるとあったよ、あった。それも赤い鯛に黒い鯛が混じってる。
去年は赤鯛だったから、黒鯛のほうをチョイス。赤や白は招福、招客、黒は厄除けというから(招き猫ではね)、これもそうなのかな。
なんて思いつつ、黒鯛からおみくじを取り出してると何かクサイ。どうも自分の指が高貴な香りを放ってるらしい。いやいや黒鯛自体がクサイのだ。
たぶんこの「黒」の塗りがクサイ。もしかして溜め置き注ぎ足しした墨汁ではなかろうか。墨汁って腐るのよね。イメージしたくはないが、たぶん菌大繁殖だな。
ちなみに黒鯛に挟まっていたおみくじは大吉。でもなァ、大吉は好かんのだわ。これから運気が落ちる一方な気がしてなァ。小吉、末吉の方がいいよ。
てなわけで初詣は無事終了。
それから帰り道、そう言えば八景島が近かったなァと見に行ってみた。すぐ帰るのも物足りない気がしてね。
そしたらちょうどシーパラダイスの建物のトコロに夕日が掛かってるじゃァないの。
まぁいい塩梅。
だって三角屋根に沈む夕日、ある意味ダイヤモンド富士でしょ。縁起がいいじゃないさ、これ。
富岡八幡宮のサイト→http://www.tomioka80000goo.org/index2.htm
2016年03月14日
すかなごっそ・さかな館(海産物、神奈川県横須賀市長井1-15-15)
味香[★★★☆☆] 価格[★★★☆☆] 佇まい[★★★☆☆] サービス[★★★☆☆]
(好み度:★1個 遺憾の意、2個 惜しい、3個 不可なし、4個 善し、5個 天晴れ)
このパック寿司のお品書き(ネタ説明)を見て、買わない釣り人はきっといないと思うのね。

だってさ、書いてあるネタ、その全てがパック寿司ならざるネタなんもの。でもね、最も光を放つのは「ミシマオコゼ」の表記でしょ。
年に一回くらい釣り雑誌に載る、あのミシマオコゼなんだよ。変なの釣れたんだけどコレ何とかさ。
→市場魚貝類
図鑑さんよりミシマオコゼの御姿(残念ながら横顔)
この稀有な寿司ネタを見つけたのは、とある帰り道、この時間ならまだ開いてるかなと寄ってみた「すかなごっそ・さかな館」さんでのこと。

言うまでもなく、すかなごっそさんのメインは「農産物直売所」(JAよこすか葉山)。でもそっちは軽く流して、小ぢんまりと隣接する「さかな館」(長井漁協直営)のほうへ。
何しろお魚を小売りするお店を冷やかすのって楽しいのよ。端物も扱うから、その土地でないと見れない不思議なものがあったりしてね。
ただ今回はほとんど売り物は残ってなかった。まぁ時間が直売所としてはちょっと遅かったから仕方がないんだけどね。(1700頃ね)
その代わり残ったお弁当、パック寿司が割引き価格で供されてて、ちょっとラッキー。何しろ定価のおよそ半額になってたんだから。これは2パックくらいやっつけなくちゃって思うでしょ。
本日の白身魚5点盛り(940円→550円)、ヤリイカ(900円→550円)、酢〆カスゴ(920円→550円)

それで今日の白身は何かいな~と説明書きを覗き込んだのよ。そしたら件の「ミシマオコゼ」が目に飛び込んできたと。そういうワケなのよ。
これは確かめねば。そう思って店員さんに「コレって面構えがすごく残念な、あのミシマオコゼですよね?」と聞いてみたところ、「そうそう」と。さらには「おいしいですよ」と。
ミシマオコゼってそんなに獲れないと思ってたけど。おいしいって知ってる程なんだから、ここではまとまった数が揚がるのかも。でも他では見ないし、すべて地元消費されてるってことなんかな。
左からヒラメ、キンメ、ミシマオコゼ、マゴチ、スズキ(940円→550円)

で、ミシマオコゼのお味。
オコゼと付くだけに身はやはり白身。旨みは少々淡いかな。食感はもちもちと食べ応えがある。このもちもち感はなかなか心地いい。
前にもこの食感、食したことがあるんだけど、どうも思い出せない。マンボウだったか。いや違うな、アンコウかな。あ、すごくやわらかい厚めのミル貝とか。うん、たぶんそんな感じだな。
左下:ヒラメ、キンメ/中:ミシマオコゼ/マゴチ、右上:スズキ

実はもう一つ、春子(カスゴ)も買っていたのよね。春子というよりチャリコって言った方が釣り師には一般的かもね。こちらは酢ジメの上に小鯛なんで実にアッサリ。むしろ酢の味しかしなくて、ちょっともの足りなかったかな。
酢ジメ春子のお寿司(920円→550円)

すかなごっそさんのサイト→http://www.jakanagawa.gr.jp/kn5128/sucanagosso/
すかなごっそ 店長さんのブログ→http://yaplog.jp/sukanagosso/
※さかな館のサイトはないらしいですです・・・
(好み度:★1個 遺憾の意、2個 惜しい、3個 不可なし、4個 善し、5個 天晴れ)
このパック寿司のお品書き(ネタ説明)を見て、買わない釣り人はきっといないと思うのね。
だってさ、書いてあるネタ、その全てがパック寿司ならざるネタなんもの。でもね、最も光を放つのは「ミシマオコゼ」の表記でしょ。
年に一回くらい釣り雑誌に載る、あのミシマオコゼなんだよ。変なの釣れたんだけどコレ何とかさ。
→市場魚貝類
図鑑さんよりミシマオコゼの御姿(残念ながら横顔)
この稀有な寿司ネタを見つけたのは、とある帰り道、この時間ならまだ開いてるかなと寄ってみた「すかなごっそ・さかな館」さんでのこと。
言うまでもなく、すかなごっそさんのメインは「農産物直売所」(JAよこすか葉山)。でもそっちは軽く流して、小ぢんまりと隣接する「さかな館」(長井漁協直営)のほうへ。
何しろお魚を小売りするお店を冷やかすのって楽しいのよ。端物も扱うから、その土地でないと見れない不思議なものがあったりしてね。
ただ今回はほとんど売り物は残ってなかった。まぁ時間が直売所としてはちょっと遅かったから仕方がないんだけどね。(1700頃ね)
その代わり残ったお弁当、パック寿司が割引き価格で供されてて、ちょっとラッキー。何しろ定価のおよそ半額になってたんだから。これは2パックくらいやっつけなくちゃって思うでしょ。
本日の白身魚5点盛り(940円→550円)、ヤリイカ(900円→550円)、酢〆カスゴ(920円→550円)
それで今日の白身は何かいな~と説明書きを覗き込んだのよ。そしたら件の「ミシマオコゼ」が目に飛び込んできたと。そういうワケなのよ。
これは確かめねば。そう思って店員さんに「コレって面構えがすごく残念な、あのミシマオコゼですよね?」と聞いてみたところ、「そうそう」と。さらには「おいしいですよ」と。
ミシマオコゼってそんなに獲れないと思ってたけど。おいしいって知ってる程なんだから、ここではまとまった数が揚がるのかも。でも他では見ないし、すべて地元消費されてるってことなんかな。
左からヒラメ、キンメ、ミシマオコゼ、マゴチ、スズキ(940円→550円)
で、ミシマオコゼのお味。
オコゼと付くだけに身はやはり白身。旨みは少々淡いかな。食感はもちもちと食べ応えがある。このもちもち感はなかなか心地いい。
前にもこの食感、食したことがあるんだけど、どうも思い出せない。マンボウだったか。いや違うな、アンコウかな。あ、すごくやわらかい厚めのミル貝とか。うん、たぶんそんな感じだな。
左下:ヒラメ、キンメ/中:ミシマオコゼ/マゴチ、右上:スズキ
実はもう一つ、春子(カスゴ)も買っていたのよね。春子というよりチャリコって言った方が釣り師には一般的かもね。こちらは酢ジメの上に小鯛なんで実にアッサリ。むしろ酢の味しかしなくて、ちょっともの足りなかったかな。
酢ジメ春子のお寿司(920円→550円)
すかなごっそさんのサイト→http://www.jakanagawa.gr.jp/kn5128/sucanagosso/
すかなごっそ 店長さんのブログ→http://yaplog.jp/sukanagosso/
※さかな館のサイトはないらしいですです・・・
2016年02月01日
あだむす(ラーメン、神奈川県横浜市金沢区鳥浜町16-6鳥浜振興会館1F)
味香[★★★☆☆] 価格[★★★☆☆] 佇まい[★★★☆☆] サービス[★★★☆☆]
(好み度:★5個 天晴れ、4個 善し、3個 不可なし、2個 惜しい、1個 遺憾の意)
妙な言い方だけど「あだむす」さんのラーメンには突出したところがないの。
どこか洋風でコンソメのようでもあるスープは柔らかかつあっさり。出汁の主張も、塩気も控えめで、焦がしネギの風味がアクセントになっている。
自家製という白いストレート麺もほとんどクセがないの。
ラーメンの麺ってば、ツンとした発酵臭があったりするんだけどそれもない。柔らかなスープに合わせた麺なのかなと思ったりしますわな。
具のチャーシューもちゃんと焼豚なの。煮豚ではないのよね。他店からみると少々小さいけれど肉質は確実にいい。これはこれで納得がいくと思うな。
ラーメン・半チャーハンセット920円

(半チャーハン単品では410円)

チャーハンは全チャ、半チャ二種類あるけど、全チャでも中華屋さんの3分の2。ヘタをすると半分くらいの量かも。二人前くらいは軽くいけそう。
でも味は気に入っちゃった。ラーメン同様どこか洋風。ピラフのようでもある。ネギ油かニンニク油で炒めてると思うんだけれど、ラードではなく植物油を使っているのかな。くどさがない。具はネギとチャーシューに彩りにニンジンが少々。チャーハン超レギュラーの玉子は入ってない。お米自体もうまい。粘りのある銘柄を使ってるよう。
チャーハン(全)650円

あとこれを書かずにはいられない。スライスニンニクの醤油漬け。各テーブルにひとビンずつ置かれていて、コレがまたうまい。チャーハンにも合うし、ニンニク臭は弱めでお漬物感覚で食べられる。
ぜひ炊き立てご飯でやっつけたいので、これだけ売っていただけるといいなァ。

外観はこんな感じで分かりやすい。
ただ周りは工場ばかりなので、ちょっと異色に映るかもね。

そんな立地なので、お客層は付近の工場に勤務する方々なのかな。それも日常的に利用するお店なんだろうね。メニューを見るにラーメンも乗せる具材を変えて、毎日利用しても飽きないようになってる。
加えて、丼、カレー、餃子だってある。
これって味こそ洋風アレンジだけど、昔の大衆食堂を連想しちゃうなァ。この路線、結構スキよ。夜はちょい呑みにも対応しているみたいだしね。

あとね、ご店主さんの趣味なのかな。店内には水槽がいくつか。
1つは鉢というか壺というかで金魚。あと大きめな熱帯魚の水槽のが1つ。魚種は分からないけど、遠目に見たところでは角ばって平べったい手のひら台のお魚が何尾が泳いでた。
昔、結構大きな水槽で金魚を飼ってたことがあるんだけど、水質の維持とか水替えとかなかなか大変なんだよねぇ。

駐車場は店舗前に4台分。うち2台分があだむすさん用、もう2台分が同一建物にある鳥浜振興会館用。休日は鳥浜振興会館は閉館らしいから、様子見しつつ利用可能かな。

ちなみに「あだむす」は「亜舵夢巣」と書くらしい。この点だけはちょっとムムっと思っちゃうわね。だってねぇ、ヤンキー中学生がよく・・・。
(2016/11/3追記)
付近を通りかかって小腹が空いたのでふらっと行ってみた。盛りの少ない(笑)チャーハンならちょうどいいやと思ったのね。
そしたら期待のニンニク風味が無くなってた。いいお米で炊いたピラフを炒めた風で、うまいには違いないんだけど、ちょっとショック。
厨房のオバちゃんに聞いてみたけど「昔からそう。ニンニクはテーブルの瓶にあるよ。」とのこと。
あれは幻?、ネギのコンディションだったのか。
今回チャーシューの入りがすごく少なかったから、ニンニク風味はチャーシューから出てたのか。
前回の調理はオッちゃん、今回はオバちゃんだったから、実は双方別な隠し味を持っているとかか。
(好み度:★5個 天晴れ、4個 善し、3個 不可なし、2個 惜しい、1個 遺憾の意)
妙な言い方だけど「あだむす」さんのラーメンには突出したところがないの。
どこか洋風でコンソメのようでもあるスープは柔らかかつあっさり。出汁の主張も、塩気も控えめで、焦がしネギの風味がアクセントになっている。
自家製という白いストレート麺もほとんどクセがないの。
ラーメンの麺ってば、ツンとした発酵臭があったりするんだけどそれもない。柔らかなスープに合わせた麺なのかなと思ったりしますわな。
具のチャーシューもちゃんと焼豚なの。煮豚ではないのよね。他店からみると少々小さいけれど肉質は確実にいい。これはこれで納得がいくと思うな。
ラーメン・半チャーハンセット920円
(半チャーハン単品では410円)
チャーハンは全チャ、半チャ二種類あるけど、全チャでも中華屋さんの3分の2。ヘタをすると半分くらいの量かも。二人前くらいは軽くいけそう。
でも味は気に入っちゃった。ラーメン同様どこか洋風。ピラフのようでもある。ネギ油かニンニク油で炒めてると思うんだけれど、ラードではなく植物油を使っているのかな。くどさがない。具はネギとチャーシューに彩りにニンジンが少々。チャーハン超レギュラーの玉子は入ってない。お米自体もうまい。粘りのある銘柄を使ってるよう。
チャーハン(全)650円
あとこれを書かずにはいられない。スライスニンニクの醤油漬け。各テーブルにひとビンずつ置かれていて、コレがまたうまい。チャーハンにも合うし、ニンニク臭は弱めでお漬物感覚で食べられる。
ぜひ炊き立てご飯でやっつけたいので、これだけ売っていただけるといいなァ。
外観はこんな感じで分かりやすい。
ただ周りは工場ばかりなので、ちょっと異色に映るかもね。
そんな立地なので、お客層は付近の工場に勤務する方々なのかな。それも日常的に利用するお店なんだろうね。メニューを見るにラーメンも乗せる具材を変えて、毎日利用しても飽きないようになってる。
加えて、丼、カレー、餃子だってある。
これって味こそ洋風アレンジだけど、昔の大衆食堂を連想しちゃうなァ。この路線、結構スキよ。夜はちょい呑みにも対応しているみたいだしね。
あとね、ご店主さんの趣味なのかな。店内には水槽がいくつか。
1つは鉢というか壺というかで金魚。あと大きめな熱帯魚の水槽のが1つ。魚種は分からないけど、遠目に見たところでは角ばって平べったい手のひら台のお魚が何尾が泳いでた。
昔、結構大きな水槽で金魚を飼ってたことがあるんだけど、水質の維持とか水替えとかなかなか大変なんだよねぇ。
駐車場は店舗前に4台分。うち2台分があだむすさん用、もう2台分が同一建物にある鳥浜振興会館用。休日は鳥浜振興会館は閉館らしいから、様子見しつつ利用可能かな。
ちなみに「あだむす」は「亜舵夢巣」と書くらしい。この点だけはちょっとムムっと思っちゃうわね。だってねぇ、ヤンキー中学生がよく・・・。
(2016/11/3追記)
付近を通りかかって小腹が空いたのでふらっと行ってみた。盛りの少ない(笑)チャーハンならちょうどいいやと思ったのね。
そしたら期待のニンニク風味が無くなってた。いいお米で炊いたピラフを炒めた風で、うまいには違いないんだけど、ちょっとショック。
厨房のオバちゃんに聞いてみたけど「昔からそう。ニンニクはテーブルの瓶にあるよ。」とのこと。
あれは幻?、ネギのコンディションだったのか。
今回チャーシューの入りがすごく少なかったから、ニンニク風味はチャーシューから出てたのか。
前回の調理はオッちゃん、今回はオバちゃんだったから、実は双方別な隠し味を持っているとかか。
2016年01月16日
富岡八幡宮2016(波除、神奈川県横浜市金沢区富岡東4-5-41)
本年も富岡八幡宮へ詣でて参りました。
でも例年よりもちょっと早いかな。初詣といいつつ一月後半に行ってたからね。

まず鳥居の前で一礼。聞きかじった参拝お作法を思い出しつつ、参道の左側を登って手水舎へ立ち寄る。
手水舎ではひしゃくにお水を溜めて左手右手の順で清め、左手に取ったお水で口をすすぐ。再び左手を清めたら、残りのお水でひしゃくの柄を流して元の場所へ。

次に向かうは参道左手にある恵比寿さん。
釣り神様ではないけれど、この恵比寿さんこそ富岡八幡宮が漁業関係者、釣り師がお参りする理由なんだと思う。お社の建つ小高い丘が津波の盾になったと言う波除け伝承と合わせて、海難除外けと大漁のご利益につながるというワケよね。

恵比寿さんを過ぎると本宮は目前。お賽銭は105円。額に意味はないけれど、ここ数年ずっとこの額に決まってるんよね。
鈴は控えめに鳴らしておいた。ちょうど本宮内ではお祓いが始まろうとしていたので、邪魔になっちゃぁイケない。
で、二礼二拍手一礼。

それから去年の御守り札をお納めして、社務所で新しい御守り札を授けていただいた。
もちろん御守り札は海上安全。これも例年どおりのこと。

最後に毎回おみくじを引くんだけど、今年はちょっと目を引くおみくじがあった。鯛の張り子付きのおみくじ。
これは釣り色が強くてイイじゃなイカと引いてみたらと小吉だったけど。前向きに解釈すれば、秋口あたりからお魚運が上がるってことでいいのかな。
鯛みくじ

あ、この一年安鯛張り子ってもしかしてずっとあったのかもなぁ。毎年、一月下旬に来てたからね、もうなくなってた、とか。
富岡八幡宮のサイト→http://www.tomioka80000goo.org/index2.htm
でも例年よりもちょっと早いかな。初詣といいつつ一月後半に行ってたからね。
まず鳥居の前で一礼。聞きかじった参拝お作法を思い出しつつ、参道の左側を登って手水舎へ立ち寄る。
手水舎ではひしゃくにお水を溜めて左手右手の順で清め、左手に取ったお水で口をすすぐ。再び左手を清めたら、残りのお水でひしゃくの柄を流して元の場所へ。
次に向かうは参道左手にある恵比寿さん。
釣り神様ではないけれど、この恵比寿さんこそ富岡八幡宮が漁業関係者、釣り師がお参りする理由なんだと思う。お社の建つ小高い丘が津波の盾になったと言う波除け伝承と合わせて、海難除外けと大漁のご利益につながるというワケよね。
恵比寿さんを過ぎると本宮は目前。お賽銭は105円。額に意味はないけれど、ここ数年ずっとこの額に決まってるんよね。
鈴は控えめに鳴らしておいた。ちょうど本宮内ではお祓いが始まろうとしていたので、邪魔になっちゃぁイケない。
で、二礼二拍手一礼。
それから去年の御守り札をお納めして、社務所で新しい御守り札を授けていただいた。
もちろん御守り札は海上安全。これも例年どおりのこと。
最後に毎回おみくじを引くんだけど、今年はちょっと目を引くおみくじがあった。鯛の張り子付きのおみくじ。
これは釣り色が強くてイイじゃなイカと引いてみたらと小吉だったけど。前向きに解釈すれば、秋口あたりからお魚運が上がるってことでいいのかな。
鯛みくじ
あ、この一年安鯛張り子ってもしかしてずっとあったのかもなぁ。毎年、一月下旬に来てたからね、もうなくなってた、とか。
富岡八幡宮のサイト→http://www.tomioka80000goo.org/index2.htm