2012年08月06日
やまね工房(陶芸、岩手県遠野市附馬牛町上附馬牛5-89-1)
こう暑くては何もする気にならん。TVでもと思っても猫も杓子もオリンピックで食傷気味。
釣りだって準備するだけでお腹いっぱい。3スプールのラインを交換して1週間経ち、それから塩抜きして干していたジグを取り込むのに1週間、更に4スプールのラインシステムを組み直してまた1週間経った。
はたして自分の釣獲欲は何処に霧散したのか。Give me a CUE. そんな状況だ。
とまぁ、全くネタがないので少々古い話をひっぱりだしてみる。もっとも釣りネタではないのだが。
GWに岩手の「遠野ふるさと村」に行った時のこと。呼ぶ器があった。自分は装飾品を買うことはあまりない。特に1点ものは買わない(ようになった)。
しかし、どうにも呼び留める。去ろうとすると今度は後ろ髪を引く。よほど相性がよいのだろうか。
価格としては安くはない。さりとて高いわけでもない。
自分へのお土産としてはちょうどいいのかも、そう思って買ってみた。キズあり品ということで、たしか3400円だったか。「やまね工房」の杉本すみ子さん作とあった。

さて器の使い道だが、側面底付近に8mm程度の穴がある。とすればコードを通して間接照明に使うものということか。
しかしコンセント部分を作らければならないのは面倒。いっそロウソクを入れようかとも思ったがススが出る。地が白いだけに、黒いススは厄介だ。

そこで100均ショップのLED提灯を解体、流用することにした(面白そうなのでたまたま買ってあった)。
まずは外側の紙の張りを外してみる。すると意外と灯り部分はショボショボ。でも外観と違って機能的にはナカナカの優れもの。まるでロウソクの炎のように、微かに明滅する。
電源は単4乾電池1本で、確か22時間使用可と書いてあった。
コードがあると置き場所に制限が付くのでむしろこのほうが好都合。何より火の元に気を配らなくてもいいのは助かる。

明るいところで見た「なり」はこんな感じ。
僅かに蒼を含む白い地肌に、緑と還元不発のような赤がポチポチと散る。
クチの縁は鋭角で釉薬が乗っておらず、かといって側面の地は意外に厚い。それでも焼成時にたわんだらしく、やや歪んでいる。非対称に沢山の穴が側面に開けられているので、きっと収縮を予期するのは難しいのだろう。
ふと思ったが、もしかしたら形状のテスト製作品なのかもしれない。
まぁ気に入ってるんだから、そんなことはどうでもいいんだけどね。

ちなみに「やまね工房」は「遠野ふるさと村」内にある。
(たぶん。有料だったので見に行かなかった)

あとね、「遠野ふるさと村」のおみやげは「どぶろく漬け」がおススメ。
切干大根を使った甘めの漬物で、すごくあとを引く。気をつけないと1袋1回で食べ切ってしまいそうなくらい。

遠野ふるさと村のサイト(陶芸館やまね工房)
→http://www.tono-furusato.jp/ennai/yamane.html
釣りだって準備するだけでお腹いっぱい。3スプールのラインを交換して1週間経ち、それから塩抜きして干していたジグを取り込むのに1週間、更に4スプールのラインシステムを組み直してまた1週間経った。
はたして自分の釣獲欲は何処に霧散したのか。Give me a CUE. そんな状況だ。
とまぁ、全くネタがないので少々古い話をひっぱりだしてみる。もっとも釣りネタではないのだが。
GWに岩手の「遠野ふるさと村」に行った時のこと。呼ぶ器があった。自分は装飾品を買うことはあまりない。特に1点ものは買わない(ようになった)。
しかし、どうにも呼び留める。去ろうとすると今度は後ろ髪を引く。よほど相性がよいのだろうか。
価格としては安くはない。さりとて高いわけでもない。
自分へのお土産としてはちょうどいいのかも、そう思って買ってみた。キズあり品ということで、たしか3400円だったか。「やまね工房」の杉本すみ子さん作とあった。
さて器の使い道だが、側面底付近に8mm程度の穴がある。とすればコードを通して間接照明に使うものということか。
しかしコンセント部分を作らければならないのは面倒。いっそロウソクを入れようかとも思ったがススが出る。地が白いだけに、黒いススは厄介だ。
そこで100均ショップのLED提灯を解体、流用することにした(面白そうなのでたまたま買ってあった)。
まずは外側の紙の張りを外してみる。すると意外と灯り部分はショボショボ。でも外観と違って機能的にはナカナカの優れもの。まるでロウソクの炎のように、微かに明滅する。
電源は単4乾電池1本で、確か22時間使用可と書いてあった。
コードがあると置き場所に制限が付くのでむしろこのほうが好都合。何より火の元に気を配らなくてもいいのは助かる。
明るいところで見た「なり」はこんな感じ。
僅かに蒼を含む白い地肌に、緑と還元不発のような赤がポチポチと散る。
クチの縁は鋭角で釉薬が乗っておらず、かといって側面の地は意外に厚い。それでも焼成時にたわんだらしく、やや歪んでいる。非対称に沢山の穴が側面に開けられているので、きっと収縮を予期するのは難しいのだろう。
ふと思ったが、もしかしたら形状のテスト製作品なのかもしれない。
まぁ気に入ってるんだから、そんなことはどうでもいいんだけどね。
ちなみに「やまね工房」は「遠野ふるさと村」内にある。
(たぶん。有料だったので見に行かなかった)
あとね、「遠野ふるさと村」のおみやげは「どぶろく漬け」がおススメ。
切干大根を使った甘めの漬物で、すごくあとを引く。気をつけないと1袋1回で食べ切ってしまいそうなくらい。
遠野ふるさと村のサイト(陶芸館やまね工房)
→http://www.tono-furusato.jp/ennai/yamane.html
2012年05月11日
釜淵の滝(岩手県花巻市湯本第1地割58付近)
時はGW。盛岡の西は、つなぎ温泉を目指す道中、未だ日は高く、高速も程混みで、夕方までに着けばいいスケジュールは順調過ぎるくらい順調。むしろ余裕すらある。
で、高速を手前で降りて、花巻温泉にある滝に寄り道。
その名称を釜淵の滝という。

釜淵の滝は花巻温泉郷を流れる台川にある高さ8.5m、幅30mの滝。
傾斜がやや緩やかなので、はたして滝と言っていいのか微妙な気もするが、大きな岩盤の上を流下する様はそれなりに見応えがある。

それに滝周辺の川沿いに遊歩道も整備されていて足元を気にせずに間近まで行ける。行程20分くらいで一周できるだろうか。身体の負担にならない程度の散策コースで気分転換にもってこい。滝の前にはお立ち台すら用意されていたりもして、まったく辺り一面の観光色で清清しくもある。

遊歩道の傍らには、スミレやらカタクリなんかの花もちらほら見られたが、5月と言えども岩手となるとまだ冷えるらしく、木々は新緑というよりもやっと芽吹いた程度。
桜を見るならGW頃という土地柄の岩手ならでは、かな。

ちなみに2箇所ばかり熊追いの鐘があった。雰囲気的に猪は居ておかしくない風だったが、熊まで出ることがあるのだろうか。

で、高速を手前で降りて、花巻温泉にある滝に寄り道。
その名称を釜淵の滝という。
釜淵の滝は花巻温泉郷を流れる台川にある高さ8.5m、幅30mの滝。
傾斜がやや緩やかなので、はたして滝と言っていいのか微妙な気もするが、大きな岩盤の上を流下する様はそれなりに見応えがある。
それに滝周辺の川沿いに遊歩道も整備されていて足元を気にせずに間近まで行ける。行程20分くらいで一周できるだろうか。身体の負担にならない程度の散策コースで気分転換にもってこい。滝の前にはお立ち台すら用意されていたりもして、まったく辺り一面の観光色で清清しくもある。
遊歩道の傍らには、スミレやらカタクリなんかの花もちらほら見られたが、5月と言えども岩手となるとまだ冷えるらしく、木々は新緑というよりもやっと芽吹いた程度。
桜を見るならGW頃という土地柄の岩手ならでは、かな。
ちなみに2箇所ばかり熊追いの鐘があった。雰囲気的に猪は居ておかしくない風だったが、熊まで出ることがあるのだろうか。