2018年06月19日
村社塩釜神社(うろうろ松川浦、福島県相馬市岩子宝迫)
文字島が見える護岸のすぐ後ろ。周囲より地盤が硬いのか風化せずに残った小山があってね、その上には小さなお社があるんだ。
鳥居脇の碑(石柱?)を看るに塩釜神社。「村社」と付いているから宮城県の塩釜神社の分社ってことなのかな。

境内はきれいに清掃されていて、意外と多くの緑に囲まれてる。
震災時の塩の害はなかったみたい。7年経つから関係ないかもしれないけれどね。

一応調べてみたら、震災のあった7年前の3/11、ここに非難して津波の難を逃れた方もおられたのだそう。(福島民報の記事による)
ちなみに相馬地区に到達した津波は、松川浦の砂州(大洲)を分断して地形を変えるほどだった。
その高さは9.3メートル。
さらには離岸テトラ堤、砂州自体に当たった瞬間は30メートルにも立ち上がったらしい。
あァ津波に関して、個人的かつ勝手な感想を書かせてもらえば、苛立ちすら感じてたんだ。相馬、松川浦がメディアに取り上げられることはほとんどなかったからね。TVのキー局が津波の取材をする先と言えば大槌、気仙沼、原発の3箇所のみなんだもの。
そんな中、日テレが今年の3/11に「松川浦で青のり復活」の取材、放映してたのは天晴だったねェ。思わず「ようやった、たまにはいいことするんだな」とツッコミをいれてしまったくらいだったよ。
閑話休題。
さて、神社の階段は画像から数えるにおおよそ45段階。一番下付近が標高3メートルだから、1段階20センチとしてプラス9メートル。お社のある境内は標高10メートルくらいにあるんだよ。津波の高さギリギリだったんだね。

ちなみに浜辺の神社は津波が到達したライン上か、より内陸にあることが多いんだ。ギリギリ津波の難を逃れたり、及ばなかった場所に移されたりしてね。「波除」のふたつ名が残っている神社もあるよね。
お詣りしつつ、ここが正にそういう場所なんだなァ、と思ってみたりしたよ。
鳥居脇の碑(石柱?)を看るに塩釜神社。「村社」と付いているから宮城県の塩釜神社の分社ってことなのかな。
境内はきれいに清掃されていて、意外と多くの緑に囲まれてる。
震災時の塩の害はなかったみたい。7年経つから関係ないかもしれないけれどね。
一応調べてみたら、震災のあった7年前の3/11、ここに非難して津波の難を逃れた方もおられたのだそう。(福島民報の記事による)
ちなみに相馬地区に到達した津波は、松川浦の砂州(大洲)を分断して地形を変えるほどだった。
その高さは9.3メートル。
さらには離岸テトラ堤、砂州自体に当たった瞬間は30メートルにも立ち上がったらしい。
あァ津波に関して、個人的かつ勝手な感想を書かせてもらえば、苛立ちすら感じてたんだ。相馬、松川浦がメディアに取り上げられることはほとんどなかったからね。TVのキー局が津波の取材をする先と言えば大槌、気仙沼、原発の3箇所のみなんだもの。
そんな中、日テレが今年の3/11に「松川浦で青のり復活」の取材、放映してたのは天晴だったねェ。思わず「ようやった、たまにはいいことするんだな」とツッコミをいれてしまったくらいだったよ。
閑話休題。
さて、神社の階段は画像から数えるにおおよそ45段階。一番下付近が標高3メートルだから、1段階20センチとしてプラス9メートル。お社のある境内は標高10メートルくらいにあるんだよ。津波の高さギリギリだったんだね。
ちなみに浜辺の神社は津波が到達したライン上か、より内陸にあることが多いんだ。ギリギリ津波の難を逃れたり、及ばなかった場所に移されたりしてね。「波除」のふたつ名が残っている神社もあるよね。
お詣りしつつ、ここが正にそういう場所なんだなァ、と思ってみたりしたよ。
Posted by 鈴宮(すずみや) at 22:11│Comments(0)
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