2017年05月20日
由比漁協 浜のかきあげや(沖あがり、桜えび、静岡県静岡市清水区由比今宿字浜1068-2)
由比ネタついでに、ちょっと古いけど12月のネタも書いておこうかなと。
由比漁港には「漁協直売所」とは別に、同じく漁協直営の「浜のかきあげや」さんがある。ここには「沖あがり」ってメニューがあるんだけど、何度行っても売り切れててさ、食べられなかったんだよね。
「沖あがり」はね、桜えびを使ったすき焼き風の汁物なんだ。
ちなみに「沖あがり」の意味は、船釣りやるならお馴染みの「釣り終了」「もう帰るよ」って時間のことだよね。でもGoogle先生曰く、「ふるまう」って意味もあって、駿河、遠州以外に房総でも使うみたい。
ここの「沖あがり」はどちらかというと後者で、漁後の慰労会でふるまわれるお酒であったり、料理であったり。そのうちの1メニューが由比では桜えびを使ったすき焼き風の汁物だったんだね。
沖あがり

で、今回は売り切れ回避のために、いつもより早い時間に現着(正直にいうとたまたま早く着いた)。
ところがね、「うわっ、もう並んでるよ」だったんだ。開店時間ジャストだってのにさ。
でも今回は並んじゃう。沖あがり喰うぞの決心は(珍しく)固いのだ。まァそんなに長い時間じゃないし、メニューなんかも貼ってあって退屈はしなかったんだけどね。

20分がところ待ったろうか。やっと自分の番。
沖あがりチョイスはデフォルトとして、主力メニューの桜えび丼、しらす丼は最初から除外だな。何でって、釜揚げ桜えびとゆでしらすは買って帰るつもりなんよ。具大盛りのが自分でできるじゃァないさ。
それで絞り込んだメニューは4種。沖あがり、かきあげ、桜えびの炊き込みごはん、加えて桜えびの味噌汁。並んでいるうちに熟慮した組み合わせ。ぬかりはない。
ちなみに浜のかきあげやさんのスタイルはセルフが基本。オーダ品が整えられる間に会計を済ませて、それを受け取ったら自席へ運ぶ。
ほとんどの漁協系食堂がそうだよね。

さァ、全ては整った。いざ実食。
天気は晴天、座席環境もなかなかいいよ。居並ぶ桜えび漁船、しらす漁船を間近に眺めながら食事ができるなんてさ。

沖あがりは醤油ベースの汁で桜えびと豆腐、ネギなんかを煮たもの。甘い、いやかなり甘い。漁の仕事上がりには、甘辛く濃い味の汁物が好まれたんだろうね。
自分としては桜えび自体が味の淡い食材だから薄い味付けがスキだけど。
でもそれはたまにしか食べられない一般人の感想。漁があれば毎回多少はワケあり桜えびが出てしまうんじゃないかな、甘く濃い味もそれを無駄なくいただくための工夫なんだよ、きっとね。
かきあげはちょっと揚がり過ぎかも。えびは多いのに、えび風味は控えめ。干し桜えびを少量入れれば風味アップと思うんだが。
でもコロモの色を見るに、油に海老色が溶け出してるっぽいし、干し桜えびも使ってそうなんだけどなぁ。
んー、やっぱりえび味が淡い・・・かな。
単品組合せ計1050円(左1)、沖あがり250円(左2)、かきあげ300円(右2右1)

桜えびの炊き込みごはん。うん、これはイイ。想像どおりにオイシイ。味も濃くなくて水加減もベスト。これがイチバンだなぁ。
おにぎりにして売り出してくんないもんかしら。パリパリのりタイプなら抜群にウマいと思うな。1個200円くらいなら5、6個買って帰りたいよ。
桜えびの味噌汁も安定感がある。えび出汁は控えめだけどね、意外に桜えびが入ってるんだ。やっぱり桜えびは塩気との相性がいい。
桜えびの炊き込みごはん400円(左1左2)、桜えびの味噌汁100円(右2右1)

食べ終わって、浜のかきあげやさんの全景を撮ろうとしたら、ほとんど並んでないじゃないか。混むのは開店直後とお昼時なのかな。
でも遅くなり過ぎると、売り切れ、閉店時間に遭うしなぁ。(夜営業はないから1500と早いのね)
浜のかきあげやさんのサイト→http://yuikou.jp/enjoy.html
由比漁港には「漁協直売所」とは別に、同じく漁協直営の「浜のかきあげや」さんがある。ここには「沖あがり」ってメニューがあるんだけど、何度行っても売り切れててさ、食べられなかったんだよね。
「沖あがり」はね、桜えびを使ったすき焼き風の汁物なんだ。
ちなみに「沖あがり」の意味は、船釣りやるならお馴染みの「釣り終了」「もう帰るよ」って時間のことだよね。でもGoogle先生曰く、「ふるまう」って意味もあって、駿河、遠州以外に房総でも使うみたい。
ここの「沖あがり」はどちらかというと後者で、漁後の慰労会でふるまわれるお酒であったり、料理であったり。そのうちの1メニューが由比では桜えびを使ったすき焼き風の汁物だったんだね。
沖あがり
で、今回は売り切れ回避のために、いつもより早い時間に現着(正直にいうとたまたま早く着いた)。
ところがね、「うわっ、もう並んでるよ」だったんだ。開店時間ジャストだってのにさ。
でも今回は並んじゃう。沖あがり喰うぞの決心は(珍しく)固いのだ。まァそんなに長い時間じゃないし、メニューなんかも貼ってあって退屈はしなかったんだけどね。
20分がところ待ったろうか。やっと自分の番。
沖あがりチョイスはデフォルトとして、主力メニューの桜えび丼、しらす丼は最初から除外だな。何でって、釜揚げ桜えびとゆでしらすは買って帰るつもりなんよ。具大盛りのが自分でできるじゃァないさ。
それで絞り込んだメニューは4種。沖あがり、かきあげ、桜えびの炊き込みごはん、加えて桜えびの味噌汁。並んでいるうちに熟慮した組み合わせ。ぬかりはない。
ちなみに浜のかきあげやさんのスタイルはセルフが基本。オーダ品が整えられる間に会計を済ませて、それを受け取ったら自席へ運ぶ。
ほとんどの漁協系食堂がそうだよね。
さァ、全ては整った。いざ実食。
天気は晴天、座席環境もなかなかいいよ。居並ぶ桜えび漁船、しらす漁船を間近に眺めながら食事ができるなんてさ。
沖あがりは醤油ベースの汁で桜えびと豆腐、ネギなんかを煮たもの。甘い、いやかなり甘い。漁の仕事上がりには、甘辛く濃い味の汁物が好まれたんだろうね。
自分としては桜えび自体が味の淡い食材だから薄い味付けがスキだけど。
でもそれはたまにしか食べられない一般人の感想。漁があれば毎回多少はワケあり桜えびが出てしまうんじゃないかな、甘く濃い味もそれを無駄なくいただくための工夫なんだよ、きっとね。
かきあげはちょっと揚がり過ぎかも。えびは多いのに、えび風味は控えめ。干し桜えびを少量入れれば風味アップと思うんだが。
でもコロモの色を見るに、油に海老色が溶け出してるっぽいし、干し桜えびも使ってそうなんだけどなぁ。
んー、やっぱりえび味が淡い・・・かな。
単品組合せ計1050円(左1)、沖あがり250円(左2)、かきあげ300円(右2右1)
桜えびの炊き込みごはん。うん、これはイイ。想像どおりにオイシイ。味も濃くなくて水加減もベスト。これがイチバンだなぁ。
おにぎりにして売り出してくんないもんかしら。パリパリのりタイプなら抜群にウマいと思うな。1個200円くらいなら5、6個買って帰りたいよ。
桜えびの味噌汁も安定感がある。えび出汁は控えめだけどね、意外に桜えびが入ってるんだ。やっぱり桜えびは塩気との相性がいい。
桜えびの炊き込みごはん400円(左1左2)、桜えびの味噌汁100円(右2右1)
食べ終わって、浜のかきあげやさんの全景を撮ろうとしたら、ほとんど並んでないじゃないか。混むのは開店直後とお昼時なのかな。
でも遅くなり過ぎると、売り切れ、閉店時間に遭うしなぁ。(夜営業はないから1500と早いのね)
浜のかきあげやさんのサイト→http://yuikou.jp/enjoy.html
Posted by 鈴宮(すずみや) at 08:49│Comments(0)
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