少々前のネタ。
R6。2014年9月15日に通行規制が解除されていたんで、いつか行かないとイカんと思ってた。
それからずいぶん経っちゃったんだけど、2018年3月18日にR6の相馬-いわき間を走って見たんだ。
でも画像にはあんまり残せてない。撮りたい場所は停止、降車はNGの区間だったんでね。
まずはR6沿線の様子など。
南北両サイド(いわき側、相馬側)では普通の街並み。
でもその中間、帰還困難区域を通過する辺りはさすがに非日常的。
脇へ逸れる細い道は封鎖されてて、交差する幹線道路もゲート規制中。警備の方々が配置されてる場所もある。
かつて耕作地だった平地も草が茂り放題。
民家や店舗物件は侵入抑止のバリケードが巡ってるし、建物の修復も終了していない。
やはり帰還困難区域だけに普通の速さでの復旧は難しいよう。
で、線量の状況。簡易線量計をONにしたまま走ってみた。
当然1Fに最も近い夫沢付近を通過した時の値が最も高くて、3.45μSv/H(以降、/Hは略)。
大雑把に検索したところでは(
福島県のサイト)、事故直後、おそらく今回通過したR6沿線は50μSvくらいではなかったかと思われる。それと比較すればかなり低減してると思う。
(最高だと1500μSvを計測した場所もあったよう)
エステー製エアカウンターSを使用(γ線を簡易計測するタイプ)
ちなみに個人的な感覚では3μSvなら意に介さないレベル。(根拠はないよ)
「通常レベル」と認識する値は0.1~1.0μSvかな。
「ここは他の場所と違うぞ何が発生源?」と興味を持つ閾値が1.5μSvくらい。何かで読んだトコロでは事故前の平常値が0.04μSvくらいで、ソレと比較すると閾値は高めに見えるかもしれんね。
でもね、1F事故後、素人が興味のままにあちこち計ってみたんだ。そしたら事故由来でもなさそうな場所でも1μSv超があって、ソレほど気に掛けることもないなと思ったんよ。
一応参考までに今回測った線量の推移をまとめとくよ。
あ、あくまで参考値ね。
車内計測値だから車外はもう少し高かったかもしれないし、走行中の計測なんで固定場所の値ではないから。計測器の平均化ロジックで低めに出てる可能性もあると思うし。
相馬からいわきまで南下しつつ車内計測(2018/3/18 11:30頃)
地区交差点バス停目印車内線量
1南相馬-(未計測)
2小高(不明)0.24 μSv/H
3浪江(不明)0.16 μSv/H
4双葉(不明)0.26 μSv/H
5 ↓ (不明)0.82 μSv/H
6大熊町境標識0.34 μSv/H
7 ↓夫沢1.15 μSv/H
8 ↓中央台3.45 μSv/H
9 ↓スポーツセンター2.52 μSv/H
10 ↓役場1.76 μSv/H
11富岡町境標識1.40 μSv/H
12 ↓(不明)0.81 μSv/H
13 ↓役場警察署0.62 μSv/H
14 ↓毛萱0.36 μSv/H
15 ↓2F入口0.26 μSv/H
16楢葉町境標識0.25 μSv/H
17 ↓井出川0.10 μSv/H
18 ↓役場0.13 μSv/H
19 ↓道の駅楢葉0.18 μSv/H
20広野岩沢(広野火力)0.19 μSv/H
21いわき-(未計測)