ほうとうってお店によって結構違うもんなんだねェ。ちょっと驚いちゃった。
初回に立ち寄ったお店は荒々しかったけど、今回のお店は打って変わってとっても上品なほうとうだった。
お店は看板の文字も力強い「しんとみ」さん。
今回はほうとう決め打ちで来てるから、道すがら探さずに検索結果からチョイスしました。
店内はいかにも和食屋さんて感じ。検索結果によれば、もともとは寿司、割烹のお店みたい。純和風なのも当然だわね。
今回は襖というか引き戸が閉まっていて中が見えなかったけれど、奥にも座敷があるみたい。きっと慶事、法事の小宴会利用も多いんじゃないかな。
そんな妄想をしつつ、まずはオーダ。今回はメニューを見るまでもない。ほうとう以外にはないのよね。
まァ、メニューには鶏モツもあったんだけどね。山梨名物だけど、あまり得意ではないんだな。
で、代わりのサイドメニューとして、厚焼き玉子焼きを追加。
厚焼き玉子は、てっきり、だし巻きタイプと思ったけど違ったよ。お寿司屋さん仕様。前身がお寿司屋さんだけあるね。甘めで黄色みの強い、キメの詰まったしっかり玉子焼きだったよ。
厚焼き玉子焼き 600円
で、ほうとう。
別々に下調理された大ぶりの具をオーダを受けてから、あっさり出汁の味噌で一煮立ちって感じかな。
麺も打ち粉ごと投入って感じではなさそう。全体的に上品。きしめんタイプのけんちんうどんって印象が強いかな。
正統派ほうとうかどうかは分からないけど、こっちのほうとうがスキだな。
ほうとう 1,100円
まァ最初に食したほうとうがたまり風味の麺と具を小鍋でグツグツ系だったんで、今回の上品なほうとうとのギャップがちょっとおもしろかった。
お店によってかなり幅のあるお料理なんだねェ、ほうとうって。
ちなみにデザートは山梨っぽく、ぶどう。たぶん季節によって違うんだろうけど。種無しのデラウェアだね。何年かぶりのデラウェアで、ちょっと感激だったよ。