とある温泉宿を目指す途中のコト。
お昼は手打ち蕎麦だと、路肩の「蕎麦」ののぼりを探したんだ。
まァ目視に頼った索餌行動はいつものコトなんだけどさ。
それで行き着いたのが藤沼湖(藤沼ダム)の湖畔にある「藤沼温泉やまゆり荘」さん。
「藤沼温泉やまゆり荘」さん自体は温泉施設で、蕎麦を供しているのは温泉施設内のレストランってコトね。
メインの「黄金の湯」はスルーして連絡通路を進んだ先がレストラン
メニューは大雑把にいうと、蕎麦、うどん、ごはん、鴨、カツ、天ぷらの組み合わせ。要するに天ぷら蕎麦、天丼、鴨うどんになるってことね。
ほかにはアルコールもぼちぼち。ビールに日本酒に酎ハイね。コレってある意味特長的かもよ。街中の蕎麦屋さんならいざ知らず、山間のこの場所でアルコールメニューが多いってのはね。
やっぱり温泉施設内だからなのかな。公式サイトを見るに宿泊もできるみたいだからね。
オーダは食券スタイル
で、オーダしたのは「ざる」。
特に突出した点はないけど、素朴でバランスのいい蕎麦だったな。上品な蕎麦より田舎蕎麦がスキだから中太の蕎麦は好みなんだよね。
大盛が200円増なのも助かる。ほとんどの手打ち蕎麦屋さんは大盛り300円増しだからね。
ざる750円+大盛200円
ちなみにお隣には直売所もあってね、どうにも我慢ができないモノが売ってたんだ。
茹でトウモロコシね。
さっき大盛りの蕎麦を平らげたばかりなのに躊躇なくお買い上げ。
(さすがに1本だけにしといたけどね)
藤沼温泉売店、茹でとうもろこし150円
実はあまり知られてはいなんだけど、「藤沼温泉やまゆり荘」さんに隣接する藤沼湖(藤沼ダム)は東日本大震災で決壊してる。
貯水は一気に抜けて、流出した土石流によって下流では死傷者もでたほどの事故だったよう。
(現在は修復工事も終了して貯水も復旧してる)
それで事故当時、干上がった湖底から休眠中のアジサイの株が発見されたのだそう。
やまゆり荘さんには、そのアジサイの一部が「奇跡のあじさい」として移植されてるんだ。
この日、「奇跡のあじさい」はまだ蕾だったけれど、その分咲き始めで色が鮮やかだったよ。
奇跡のあじさい(と、付近に居たノコギリクワガタ♀など)
藤沼湖自然公園、藤沼温泉やまゆり荘さん 公式→
http://www.city.sukagawa.fukushima.jp/7392.htm